【 お手紙 】
三浦さま・ご支援をいただきました皆様へ
この度は、当会保護犬猫達にたくさんのフードのご寄付を頂戴いたしまして、
ありがとうございました。
東日本大震災から丸3年を過ぎましたが、震災が奪っていきましたものは人間の命や暮らしだけではありません。そこで暮らしてきた飼い犬猫達の命も生活も根こそぎ奪っていきました。
優しい飼い主、安心して暮らせる暖かい家、おいしいごはんと愛情、すべてを無くしながらも、けなげに必死に生き抜く子たちを当会では161匹保護し、里親さんに託してきました。
今、仮設住宅から被災住宅等へと住まいを移します時、お仕事も決まらず、犬猫を飼育することも困難な方が増えておられます。震災を生き抜いてきましたのに老人施設へ入所される方。残された飼い犬猫は行き場がない状態です。
震災を生き抜き、お外で暮らしてきた元飼い猫たちも、仮設住宅では狭く、迎えてくれるお家がないまま子猫を生み、仮設住宅周辺で生き抜いてきました。
この子たちは、仮設住宅が撤去されますと住む場所も餌場もなくなってしまいます。1匹でも多く保護し避妊し里親さんを探していかなければなりません。
震災から4年目。会のような愛護団体の存在すら知らず、個人で何匹も被災猫や被災犬を保護して、日々の生活にも困難をきたしている犬猫好きの方が被災地にはたくさんおられます。この方たちが保護しております被災犬猫にも、里親さんを探していかなければなりません。
高齢化による犬猫の引取り依頼も急増中です。迷子犬猫の保健所からの引取りは、施設の空き待ち・・順番・・という実情です。
皆様の暖かいご支援が、今日のいのちをつなぎ、幸せへと道を開きます。
会の保護犬猫達の幸せを喜んでいただけますよう、頂きますお心に添いますよう、スタッフボランティア一同なお一層努力してまいります。
ご寄附をありがとうございました。
戴きましたご支援に180匹にゃんず&30頭わんこ&50匹子猫たちからの心からの感謝をこめて
添付させていただきましたお写真のモデルは、当会保護猫の最長老猫 長毛キジトラのかいちゃん(♀)19歳です。保護犬猫を代表しまして、頂きましたフードをごちそうになりました。とてもおいしそうに食べております。 |