2021年12月3日に逝去された新井満氏(作詞、作曲家、歌手。「千の風になって」訳詞、他)が1989年に
発表したアルバム『尋ね人の時間』に収録された「ラストワルツ」は、満氏が奥様に向けて書かれた実話に
基づく遺言のようなラブソング。
「自分が死んだらこの曲をかけて欲しい」と奥様に託されていた曲。
「さいごに贈る言葉はひとつ 君に 逢えて 良かった」という歌詞は、なんて温かい愛のメッセージ
だろうか。
最愛の人への深い愛が込められたこの曲を、三浦和人(元 雅夢)がやさしく、切なく歌う。
ピアノとストリングスに彩られたアレンジも美しく、大人のラブソングとして多くの方に愛される楽曲に
なりそうだ。
カップリングの「きのう きょう あす」は、やはり新井満氏の作曲(作詞は五木寛之)で、2019年5月
三浦和人のシングルとして発表されたが、今回この企画のために新たに歌い直した音源を収録。